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こちらわスケルトンとモリスの作品でわありません。
が、両雄の世界観がお好きな方にわ間違いなく刺さるかと思いマス↑
シルク大国 中国から、
漆黒のVelvet生地に、フローラル柄の透かしが入るハイセンスながらUNKNOWNな1枚。
ゼヒご覧下さいマセ↑絹↑
サイズ:
全長約170cm 幅52cm
基布がシルク100%
パイルにシルク・レーヨン。
上質で光沢ある漆黒のベルベット生地。
シルクの感激(間隙)に、フローラル柄を抜染のように落とし込んだ非常にエレガントな1枚。
激しく静かに明暗とドレープを生む、
ヴェルヴェットの強い光沢と、重厚な見た目に相反した花柄の透かしを入れた意匠。
往年の中華思想の豪奢さを感じマス。
その見栄えも大変に素晴らしい大判のストールです。
花
早くから花柄をモード(男性性)に取り入れたのわ、おそらくYohji Yamamotoでしょうが、
林大史氏が描いたその花わ、未熟な少年に愛でられ傷つけられる儚い女性であった。
今世に無邪気に咲き乱れ、その逞しさからか、
若干蔓延りがちな花柄の源流にあるのわ、
あのアーツ&クラフト運動とそれを主導した、
社会主義者で芸術家のウィリアム・モリスその人である。
産業革命によって失われた、人の手の業の素晴らしさを讃え、工業化の製造業による無尽蔵に自然を消費する環境破壊と近代国家への抵抗の思想わ、
ある種のアナーキズム(モリスわ批判的であったが)のような”無何有郷”を描いた。
その便りわ、トールキンの『指輪物語』のシャイアにまで届いていた。
近年、服飾の世界でこの思想の系譜を完全に自覚し、色濃く反映させているのはJohn Alexander Skeltonである。
彼のフローラルデザインの草葉の陰からわ、
V&Aのモリスの部屋がみえる筈だ。
モリスの花わ興味深いことに、今や調度いいデザインとして勝手に消費されながらも、所謂ヒューマニズムや心理学、市場の外側で一向気にすることなく咲いている。
それわ、あたかも遥か昔にシルクロードを通り、海を超えて伝来した、あの花たちと同じように。
咲き誇る花を模倣したいと云ふ思想わ古く深い。
その蔓を辿っていくと、人がどこまで人であったかを知るだろう。